(写真左)取締役 経営企画グループ 部長 岡本麻依 様
(写真中央)取締役 xRグループ 部長 前本知志 様
(写真右)卒業生 xRグループ ホルヘ リエベリング さん
1.就職先企業ご担当者様インタビュー
Q. 御社ではどういった理由で、外国人人材も積極的に採用していますか
岡本様:外国人だから日本人だからという区別をしているわけではなく、優秀な方がいらっしゃれば、採用していきたいと考えています。外国人だからといって特別求めるものはないですが、外国人の方は、多言語ができ優秀でモチベーションが高い人材が多く、世界の新しい情報もいち早く収集し社内でも共有できますし、とてもいい刺激になっていると考えています。
Q.社内で外国人人材と一緒に仕事をするうえで気を付けていることはありますか
前本様:お客様の多くは日本人ですが、日本人や外国人など分け隔てなく入ってもらっています。ただ、日本語は非常に難しく曖昧になる表現が多いので、業務内ではできるだけ曖昧な言葉を使わないようにするなど、言語の特性を意識して話をするようにしています。
Q.ホルヘさんを採用することになった決め手はなんですか
岡本様:ホルヘさんは日本企業が初めてだったので、面接だけだと少し不安でしたが、インターンシップの期間があったことは、非常に良かったと思います。ホルヘさんも本当にここで働いていけそうかどうか、私達も当社に馴染んでいただけるかどうかをしっかりお互い確認することができました。
前本様:インターンシップ期間中に敢えて色々な業務をお願いしたときに、出来上がるのが早く言語問わずそつなくこなしていて、元々もっているポテンシャルが高いんだろうなと思いました。
Q.インターンシップの期間はどれくらいが見極めの期間としてよかったですか。
前本様:当初、在宅だった期間があり、最初、1対1で密度が高くなかったこともあったので、見極めの期間としてインターンシップの期間は3か月くらいでしたが、通常であれば、1ヵ月くらいあればいいのかもしれませんね。
Q.外国人人材に期待している要素はどういったところでしょうか
岡本様:技術面での情報収集の速さ、新しい自社製品やデモンストレーションなどを多言語でSNSなどを使い情報発信できることは非常に魅力だと思います。外国人人材は日本人の方と比較して、帰国などの理由で、日本人の方より少し離職率が高い傾向が現実問題としてありますが、私達としては、それは致し方ないことだと前向きに捉えておりまして、それよりも外国人人材が常に一定数在籍している状態を保つことを意識するようにしています。会社全体として、外国人材が一定数定着していっていただけることで新たな外国人の方が安心感をもって入社していただけると思いますし、常に雇用の扉はオープンにして、継続的な雇用をしていくことが大事だと考えています。
Q.御社で他に外国人求人募集をしているポジションはございますか。
前本様:xRグループは、新しい業界で、メンバーも国が散らばっていますし、お客さんもグローバルで国も時間もとらわれず、直接対面で会って業務を進めていかなければならない業務ではないため、外国人の方でも働きやすい環境だと思っています。
Q.やはり日本語が流暢でないと日本での就職は難しいですか。
岡本様:私が外国人人材を採用するときには「日本の文化や日本自体が非常に好きであること」これは、大切な条件だと考えています。現時点で日本語が流暢でなくても日本が好きな方は、日本語取得に関しても積極的に捉えて、習得も早いと個人的に感じています。英語オンリーの方も採用したこともあり、慣れない日本語を駆使してなんとかコミュニケーションをとっていこうとすると時間的コストがかかることも確かにありますが、xRグループの前本自体もそれも丸ごと楽しもうとするスタンスを持っているので、人事としてもこのグループに安心して外国人材をお任せすることができます。企業側も高い日本語力の採用条件を設けていては、これから優秀な人材を確保していくことは今後ますます難しいと思っています。
前本様:私は単純に今の必要な技術を持っているか、という事がソフトウェア開発には必要で、言語や人種などはあまり判断基準にはならないですね。
2.ホルヘさんへのインタビュー
Q.TJAを選んだきっかけ、理由は?
実は、TJAが新しいコースだとは知りませんでした。FBの広告をみて、学校に問い合わせました。スタッフの方と話して、カリキュラムやスケジュールを聞いて、プログラム言語のテストを受けてscholarshipももらえたのでいいかな、と思いました。
Q.実際働くようになってのギャップや気づきはありますか。
メキシコと比べたら全然違いますが、今のxRグループはとてもリラックスできて仕事ができるし、日本の企業とも違うかもしれない。システムフレンドだからとても楽しく仕事ができていると思います。友達からも日本の企業で働くのは大変じゃない、と言われますが、実際は、この仕事はとても楽しいですね、ただ、実際日本語は難しいと思いますが、打ち合わせや会社のマナーはまだわからないけど、社長や会社の人からアドバイスをもらうことができて、色々と学んでいます。みんな優しくチームワークがあるので、とても楽しいです。
Q.今就職活動している人たちにメッセージはありますか
日本語はやっぱり勉強したほうがいいですね。中国人の方や漢字が得意な方は書いていることは読めると思いますが、会話ができること、説明ができること、それが大事だと思います。プログラミングの仕事は言葉が違っても一緒に仕事ができる数少ない仕事かもしれないと思います。
システムフレンドの岡本様、前本様、ホルヘ様有難うございました!